モスクワ宣言

1972年5月ニクソン・アメリカ大統領とブレジネフ・ソ連共産党書記長の首脳会談の結果、29日にモスクワで調印されたソビエト社会主義共和国連邦とアメリカ合衆国間の関係に関する基本原則がモスクワ宣言です。全文12項目からなり、前文で平和開係の強化、戦争の脅威の除去、互恵的な関係の発展等を目標として、平和共存こそ唯一の道。軍事対決の回避と核戦争の組止のため紛争の平和的解決、武力行便の否定。大国としての、繁張緩和への努力の責圧。条約4協定の誠実な履行科。首脳会談を含む面国間の協議の続行。軍縮特に戦略兵器制限の努力。貿易経済関係の強化。科学技術協力の取り決め作成。文化交流と旅行の条件の改善。協力永続化のための合同委員会等の設置。すべての国の主権平等。特権の否定。この原則が両国の既存の国際義務と衝突するものでないことの宜言。以上を内容としていました。両大国が基本文書の中で平和共存を再確認したことは、いわば不戦の宣言を行ったものと言われます。
1973年6月、ブレジネフ・ソ連共産党書記長の訪米による米ソ首脳会談の成果として、ブレジネブ及びニクソン米大統領の両首脳立会いの下で、ロジャーズ・米国務長官とグロムイコ・ソ連外相によって著名された四つの協定が米ソ4協定です。接触、交換、協力についての米ソ両国の一般協定、世界の海洋研究に関する協力協定、交通部門における協力協定、農業部門における協力協定で、前年のモスクワ会議の成果たる宇宙開発など一連の協定に引き続き、米ソ共存体制にきめ細かい取決め行うものでした。

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