カイロ宣言
カイロ宣言とは第二次世界大戦の最中の、1943年11月27日、アメリカのルーズベルト大統領、イギリスのチャーチル首相、中国の蒋介石が北アフリカのカイロで日本間題に関する会議を行なった際に発した宜言で、主として日本の領土間題に関し主要連合国の元首がはじめて共同に公式の決定を行なったものです。断固たる戦争遂行の決意ならびに対日作戦の協定の成立を明らかにしたのち、日本の領土に関して、大西洋憲章の原則を受けついで、日本の侵略は阻止し処罰するが、領土拡張の意思はないこと、つづいて南洋諸島、これはのちに国際連合のもとでアメリカの戦略的信託統治に決まりました。その他第一次大戦後日本が奪った太平洋諸島の取上げ、満州、台湾などの中国への返還、一切の占領地域などからの日本の駆逐、朝鮮の独立を明らかにしています。最後に以上の目的のために、連合諸国が共同して、あくまで日本国の無条件降伏を求める、と宣言しています。カイロ宣言の領土条項は、その後ポツダム宜言に取入れられ、日本の受諾するところとなりました。
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